- 「本物の家をつくり豊かなくらし」の実現
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私は、土木工学の学校を卒業後、関連企業に就職しました。土木部門に配属され、橋梁、河川、道路工事をはじめ、工業団地、上下水道、公園等の多岐にわたる事業に携わり、その間、各所の米軍基地内での土木工事も行ってきました。幼いころ、父親が建築関係の仕事を行っていたこともあり、将来は建築業に関わりたいという気持ちを物心がついたころから、ずっと抱いておりました。20代後半に建築部門に配属され、一級建築士の資格を取得し、マンション、福祉施設、店舗、住宅等の様々な建築に関わっていく中、欧州訪問の機会を得、オーストリアのザルツブルクにあるモーツァルトの生家を視察しました。その折、私をたいへん驚かせたのは、その周辺の街並みが今も残り、当時の建物には今も多くの人々が住んでいるといった事実でした。帰国し国土交通省の白書で建物耐用年数表を調べると 「日本の住宅の建て替えサイクル(住宅寿命)は約30年、アメリカは103年、イギリスは141年」。世界最高の車がつくれる日本は、世界でも寿命の短い家をつくる国でした。
2008年5月2日、「百年先も美しい」「ゆっくりとアンティークになる住まい」づくりを実現し「本物の家をつくり豊かなくらし」を提供したいという想いから株式会社Vie houseを設立するに至りました。”Vie”はフランス語で生命、生活を表しています。家と、健康、生活、幸福感は直結するものと考え、社名の由来としております。弊社の家が、点から線になり、それが面になり、そして、街並みとなって、未来へと残っていく。それが私どもの夢です。
そしてこの度、その夢を更に大きく実現すべく「土地活用コンサルティングと仲介・設計・施工のワンストップ」事業構想を立ち上げ、より地域の発展に寄与し、そこに住まう人々に「本当に豊かな暮らし」を更にもう一歩進めさせて頂く運びとなりました。何卒、今後とも変わらぬご愛顧とご鞭撻を賜ります様、伏してお願い申し上げます。